食は生きるうえで、もっとも大切な行動です。
食は健康な身体と心を作ってくれます。
食には国境さえありません。
人とのコミュニケーションで、もっとも大きな役割を果たしてくれるもの、
それが食のコミュニケーションではないでしょうか。

食のスタジオは、食に特化した専門の制作会社を目指し1985年に設立しました。
媒体が紙や電波から、各種のITメディアへとすそ野が広がったことは確かですが、不思議なことにご提案するメニューはそれほど変わっていないのです。
肉じゃがは今でも肉じゃがで、ステーキはステーキです。
しかし大きく変わったのは、その料理を食べたい作りたいと思う方々の立ち位置とニーズでしょうか。
同じ肉じゃがでもダイエット中の方と、仕事と家事を両立させている女性とでは、提案するレシピの材料や作り方が違ってきます。
ステーキも同様です。食べ盛りの子供がいて節約をしたい方と、加齢や病気でそしゃく能力が落ちた方向けとでは、材料や作り方まで違ってきます。

メディアやターゲットが異なると、ビジュアルも変化します。
食器のテイストや料理の盛りつけが変わったり、静止画と動画の両方が求められたりしますが、料理そのものが持つ役割や価値は、変わりません。
私たちは変わらぬ食文化を担っていることに感謝しつつ、ブレない確かな眼で食に貢献したいと考えています。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。